夏本番前に!省エネ&遮熱対策の窓リフォーム術
2025.04.01
【はじめに】
夏になると冷房の効きが悪くなり、電気代もぐっと上がりがち。
実はその原因の多くは「窓」にあるんです。
この記事では、夏本番前に検討したい「窓のリフォーム」について、省エネ・遮熱の観点から具体的な方法やメリットを紹介します。
【目次】
⑤神奈川県大和・綾瀬・藤沢・横浜周辺で窓のリフォームをお考えならアートインテリアへ
①なぜ窓が暑さの原因になるの?
家の中が暑くなる大きな原因のひとつは、窓から入る日差しと熱です。
ここでは、その仕組みと影響を解説します。
◆窓からの熱の侵入は全体の7割超
国の調査によると、夏場の室内に侵入する熱の約70%以上が窓を通じて入ってきます。
太陽から放出される輻射熱がガラス面を通過し、室内の温度を急上昇させてしまうのです。
参照元:環境省|環境白書
https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/h16/20499.html
◆既存の窓ガラスの断熱性の限界
築年数の経過した住宅では、断熱性の低い単板ガラスが使われていることが多く、外気の影響をダイレクトに受けてしまいます。
このような窓は遮熱効果も乏しく、冷房の効率を著しく低下させる原因になっています。
②窓リフォームでできる「遮熱&断熱」対策
「暑さ対策=エアコン強化」と思われがちですが、本当に重要なのは「窓の性能」です。
ここでは、遮熱・断熱に効果的なリフォーム方法を紹介します。
◆内窓(二重窓)の設置
今ある窓の内側に新たな窓を設置する内窓は、最も人気の高いリフォーム手法です。
二重構造により空気の層が生まれ、断熱・遮熱性が格段に向上します。
夏の冷房効率だけでなく、冬の暖房効率が上がるというメリットもあります。
◆遮熱フィルム・断熱フィルムの活用
比較的安価かつ手軽に導入できるのが、窓ガラスに貼る遮熱フィルムです。
太陽光を反射するタイプや、赤外線を遮るタイプなどさまざまな種類があり、用途に応じて選べます。
◆Low-E複層ガラスへの交換
遮熱性と断熱性の両方を求めるなら、Low-E複層ガラスへの交換が効果的です。
ガラスの間に特殊な金属膜を施すことで、熱の出入りを大幅に抑制。
結露対策としても注目されています。
③窓リフォームで得られる3つのメリット
窓のリフォームは決して安くはありませんが、それに見合うメリットが得られます。
ここでは、主な効果を3つに絞って紹介します。
◆電気代の節約に直結
遮熱性の高い窓に変更することで冷房効率が上がり、電気代の大幅削減が期待できます。
家庭によっては、夏場の冷房費が30%以上下がったケースもあります。
◆快適な室温をキープ
外からの熱の侵入を防ぐことで、室温の安定性が向上します。
冷房の設定温度を必要以上に下げることなく、快適な環境を保てるようになります。
◆防音・防犯性の向上も期待
内窓や複層ガラスは、外の騒音を遮る効果が高く、防音性の向上にもつながります。
また、ガラスが割れにくいため防犯性能も強化され、安心感が増します。
④知っておきたい!補助金・助成制度の活用
「窓リフォームは高額」というイメージがあるかもしれませんが、国や自治体による補助制度を活用すれば、費用負担を抑えることができます。
◆国の「住宅省エネ2025キャンペーン」
この制度では、高性能な窓や内窓の設置が補助対象になります。
条件を満たせば、最大で200万円まで補助金が出るため、非常に魅力的な制度です。
「住宅省エネ2025キャンペーン」については、下記の記事で詳しく紹介しています。
住宅省エネキャンペーンは3省連携で2025年も継続!リフォームにつかえる補助金制度の内容まとめ | 大和・藤沢・横浜周辺のリフォーム専門店 アートインテリア
◆地方自治体の独自助成金もチェック
地域によっては、独自に補助金や助成制度を設けている自治体もあります。
詳細は地域の工務店やリフォーム業者に確認すると、申請のサポートも受けられて安心です。
⑤神奈川県大和・綾瀬・藤沢・横浜周辺で窓のリフォームをお考えならアートインテリアへ
夏場の電気代や室温上昇に悩んでいるなら、「窓リフォーム」は非常に効果的な解決策です。
遮熱性・断熱性を高めることで、冷房効率が向上し、快適な住環境を実現できます。
補助金制度も充実している今が、見直しの絶好のチャンスです!
省エネと快適さを両立するために、早めの検討をおすすめします。
神奈川県大和市、綾瀬市、藤沢市、横浜市周辺で、窓のリフォームをお考えなら、ぜひアートインテリアへご相談ください。