床下断熱リフォームで寒さ対策!効果や費用相場について解説|大和・綾瀬・藤沢・横浜周辺のリフォームならアートインテリア|
2025.01.21
【はじめに】
床下断熱リフォームは、冬場の底冷えや夏場の暑さ対策、さらに結露やカビの防止など、住まいの快適性を大きく向上させる重要な工事です。
しかし、建物の状態や工法の選択を誤ると、期待した効果が得られないことも想定されます。
ここでは、床下断熱リフォームの基礎知識から施工時の注意点まで、詳しく解説していきま
す。
【目次】
⑤神奈川県大和市周辺でリフォームをお考えならアートインテリアへ
①床下断熱リフォームとは?
床下断熱リフォームは、床下空間に断熱材を使用することで地面からの冷気を遮断し、室内の快適性を高めるリフォーム工事です。
これによって、年間を通じて快適な室内環境が実現できます。
◆床下断熱の役割と効果
床下断熱の主な役割は、地面からの冷気を遮断し、室内の温度を安定させることです。
断熱材を床下に施工することで冬場の底冷えを防ぎ、夏場は地面からの熱気を遮断します。
また、床下の結露やカビの発生を抑制する効果もあるため、建物の耐久性も向上できます。
さらに、断熱性が高まることで冷暖房の効率が上がり、光熱費の削減にもつながります。
◆床下断熱リフォームが必要なケース
床下断熱をおすすめしたいケースは、冬場に床面が冷たく感じる住宅や、冷暖房の効きが悪い家屋です。
また、床下で結露やカビが発生している場合も床下断熱リフォームによって改善が期待できます。
床下断熱工事で使用されるのは、硬質ウレタンフォームやグラスウール、ロックウールなどの断熱材です。
工事は床下に断熱材を敷き詰める形で行われ、床下換気を確保しながら施工されるため、シロアリの発生や腐食のリスクも抑えられます。
また、国や自治体の補助金制度を活用できるため、費用面での負担も軽減できます。
②床下断熱リフォームの種類と工法の違い
床下断熱リフォームは、建物の構造や状態によって種類や工法が変わります。
特に一戸建てとマンションでは工法が大きく異なるため、それぞれの特徴を解説します。
◆一戸建ての場合
一戸建ての床断熱リフォームとして一般的なのは床下断熱です。
この床下断熱には、床下の床組みに断熱材を敷き詰める工法と、ウレタン断熱材を吹き付ける工法があります。
断熱材を敷き詰める工法は比較的安価で施工も容易である一方、ウレタン断熱材を吹き付ける工法は高い断熱性と気密性が期待できます。
その他の工法として、建物の基礎部分に断熱材を直接貼りつける「基礎断熱」がありますが、これは大がかりな工事になるためリフォームでの採用が難しく、新築時に選択されることが多い工法です。
◆マンションの場合
マンションの断熱リフォームには主に乾式断熱と湿式断熱の2種類があります。
乾式断熱は既製の断熱材を貼り付ける工法で、湿式はウレタンなどの断熱材を床材の下に吹き付ける工法です。
どちらの工法も既存の床材を剥がす必要がありますが、床材の張り替えリフォームなどと同時に行うことで、コストを抑えることができるでしょう。
③床下断熱リフォームの費用相場
ここでは、床下の断熱リフォームにかかる費用の相場やコストを抑えるポイントについて紹介します。
◆床下断熱リフォームの平均費用と内訳
床下断熱リフォームには、主に充填断熱工法と吹込み工法の2種類があります。
充填断熱工法は床材を剥がして断熱材を敷き込む工法で、費用相場としては6畳間で約30万円前後です。
吹込み工法は発泡プラスチック系の断熱材を吹き付ける工法で、部屋の広さ、断熱材の素材・性能、床材の種類、床下の状態といった施工条件によって費用が変動します。
◆床下断熱リフォームの費用を抑えるには?
費用を抑えるには、主に2つの方法があります。
一つ目は、断熱リフォーム向けの補助金制度の活用です。
断熱リフォームは一定の条件を満たせば補助金の対象となることが多いため、事前に制度を確認するのが良いでしょう。
二つ目は、床材の張り替えといった他のリフォーム工事と同時に行うことです。
まとめて工事をすることで工事費用を効率的に抑えることができます。
④床下断熱リフォームの注意点と失敗しないためのポイント
床下断熱リフォームでは計画の段階で押さえておきたいポイントがいくつもあるため、ここで解説します。
まず重要となるのが、窓の断熱対策を併せて行うことです。
熱の出入りは窓やドアなどの開口部で最も多く発生するため、床下断熱と同時に窓の断熱性能も向上させることで、より高い効果が期待できます。
両方の対策を行うことで、夏季は76%、冬季は65%の熱の出入りを抑制できるとされています。
次に注意したいのは、シロアリやカビの有無です。
これらの問題を見過ごして断熱工事を行うと、建物の構造に悪影響を及ぼす可能性があります。
もし確認せずに施工した場合、断熱材で覆われることで問題箇所の発見が遅れ、被害が拡大するリスクも考えられます。
そのため、断熱工事の前には必ずシロアリやカビの有無を専門家に点検してもらいましょう。
最後に、適切な業者選びも成功の鍵となります。
適正な工事費用を把握するには、複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。
2〜3社程度の相見積もりを比較検討することで、より適切な判断が可能になるでしょう。
⑤神奈川県大和市周辺でリフォームをお考えならアートインテリアへ
床下断熱リフォームは住まいの快適性を高め、光熱費の削減にも効果的な工事です。
失敗せずに適切な費用で工事を行うには適切な施工計画と業者の確かな技術が不可欠であり、信頼できる業者を見つけて依頼しなくてはなりません。
神奈川県大和市周辺でリフォームを検討している方は、アートインテリアに是非ご相談ください。