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遮熱・断熱対策で優先度が高いリフォーム箇所はどこ?|大和・綾瀬・藤沢・横浜周辺のリフォームならアートインテリア|

2024.09.16


【はじめに】

住宅の断熱リフォームは、どこからやったらいいのでしょうか?

実は、目的によって選ぶ箇所が異なります。

ここでは、既存住宅の遮熱・断熱対策として有効な、天井・床・窓リフォームで得られる効果について解説します。

目的に合わせて最適なリフォームが選べるように情報を提供しますので、ぜひご覧ください。

【目次】

➀暑さを改善したいなら優先度が高いリフォーム箇所は天井

②寒さを改善したいなら優先度が高いリフォーム箇所は床

③熱の移動が一番多い窓リフォームもおすすめ

④まとめ

⑤神奈川県大和市周辺でリフォームをお考えならアートインテリアへ

➀暑さを改善したいなら優先度が高いリフォーム箇所は天井

夏の暑さにお悩みなら、天井の断熱リフォームがおすすめです。

特に、2階の暑さの悩みがある方に向いています。

そもそも、夏に2階が暑くなる理由はなんでしょうか。

実は、太陽で屋根が温められることで屋根裏部屋の室温が大幅に上昇しているからです。

真夏になると、屋根は太陽で熱されており、屋根裏部屋は60度にも達することがあります。

この熱が天井を通じて下に伝わり、2階の気温が上がりやすくなるというわけです。

注意したいのは、屋根裏部屋の断熱材がない、または薄い場合です。

断熱材は、熱を伝えにくくする素材のことです。

十分な量の断熱材がないと、屋根裏部屋に温められた空気が溜まり、その熱が下の部屋に伝わるため、気温が下がる夜でも室温が下がりにくくなります。

一方で、屋根裏部屋の断熱性能が高まると、太陽で温められた熱が下に伝わりにくくなります。

具体的には、天井裏部屋の床部分や屋根部分に断熱材を敷き詰めていきます。

また、天井裏部屋の屋根部分の断熱性能を高めると、屋根裏部屋の気温上昇が少なくなり、2階の体感温度を抑えることが可能です。

根裏部屋に適切な断熱材があると、太陽で温められた熱が屋根裏部屋に伝わりにくくなり、さらに室内を涼しくした冷気も逃げないため、省エネ効果が高まります。

冷房を使っているのに効かない場合や、外気温が下がっても2階が涼しくならないといった悩みがあるときは、天井の断熱リフォームがおすすめです。

②寒さを改善したいなら優先度が高いリフォーム箇所は床

冬の寒さを改善したい場合は、床の断熱リフォームがおすすめです。

その理由は、同じ室温でも床が冷えていると、人の体感温度が下がりやすいためです。

人は足元が冷えていると、同じ室温でも寒さを感じやすくなります。

例えば、冬の室温が同じでも、床にカーペット1枚を敷くと温かく感じたことはないでしょうか。

または、スリッパを履くだけでも、体感温度はずいぶんと変わると感じるはずです。

足元から伝わる冷えが軽減されると、人の体感温度が上昇する効果が得られます。

人は足元から冷えを感じやすいため、寒さ対策では床の断熱リフォームが有効です。

床の断熱性能が上がると、床下から入り込む冷気をシャットアウトしやすくなり、温められた空気も逃げにくくなります。

また、窓の断熱リフォーム後に十分な温かさを感じない場合にも、床の断熱リフォームが効果的です。

 

③熱の移動が一番多い窓リフォームもおすすめ

住宅の中でも、夏の熱の移動が大きい部分は窓です。

全体の割合では、窓が71%を占めており、そのため窓の断熱リフォームをすると、夏の暑さを抑えやすくなります。

窓が熱を伝えやすい理由は、住宅の他の構造より薄く作られているためです。

壁、床、屋根には断熱材で厚みを持たせられますが、1枚の窓を厚くすると重量が上がり開閉に支障が出るため、厚みを持たせることはできません。

しかし、窓を2重にする方法や、窓ガラスが2重になったペアガラスも利用可能です

既存の窓をそのままにして内窓を付ける方法では、窓と窓の間に空気の層ができて、断熱性能を高めることができます。

窓の断熱リフォーム費用が気になるときは、補助金を有効利用しましょう。

先進的窓リノベ事業では、最大200万円の補助金を得ることが可能なため、リフォーム費用の削減が可能です。

住宅1棟の窓すべてに内窓を設置すると、100~180万円の費用がかかります。

補助金は、工事費用の40~50%の還元となっており、大幅な費用削減が可能です。

内窓の設置、外窓の交換、ガラス交換が対象となっており、高性能な窓を利用するほど、受け取れる補助金が多くなります。

ただし、補助金の金額が5万円以上という条件があります。

内窓を1か所だけ設置する場合、補助金が5万円に達しない可能性もあるため注意が必要です。

また、補助金を受け取るには、事業者登録している業者に窓の断熱リフォームを依頼する必要があります。

窓の断熱リフォームで補助金の申請を行いたいときは、事前に依頼を検討している業者が事業者登録となっているかご確認ください。

補助金の申請は業者が行ってくれるため、登録業者に依頼すれば難しくはありません。

④まとめ

既存住宅の遮熱や断熱リフォームでは、天井・床・窓のリフォームがおすすめです。

しかし、すべてのリフォームをやるとなると、費用が高額になってしまいます。

神奈川県大和市、綾瀬市、藤沢市、横浜市にお住いで予算が限られる方には、補助金が使える窓の断熱リフォームの検討をおすすめします。

住宅の遮熱・断熱対策にも種類があるため、最適な方法を検討してください。

どれを選んだらいいか迷ったら、目的、施工金額、補助金などを考慮のうえ、家庭に合ったリフォームを選ぶと良いでしょう。

 

➄神奈川県大和市周辺でリフォームをお考えならアートインテリアへ

アートインテリアは遮熱・断熱のリフォームについても豊富な知識と経験でお客様のお手伝いをさせていただきます。お客様の想いに寄り添ったご提案をさせていただきますのでいつでもご相談ください。

神奈川県大和市・綾瀬市・藤沢市・横浜市で遮熱・断熱リフォームをお考えの方は、ぜひアートインテリアへ。