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④夏は遮熱、冬は断熱。効果的な設置方法を知ってからリフォームしよう|大和・綾瀬・藤沢・横浜周辺のリフォームならアートインテリア|

2024.08.27


【はじめに】

最近、遮熱という言葉をよく耳にすることがありませんか?

遮熱は夏場のエアコンの効きをよくするためには重要ですが、冬場になると寒さを感じてしまうリスクがあります。

遮熱と断熱をしっかりと理解していなければ、快適な住宅にリフォームできません。

遮熱と断熱を混同せずに、2つの意味と使い分けをする必要があります。

今回は、一年間快適な家を作るためにはどうすべきか、遮熱と断熱の使い分け方を紹介いたします。

遮熱高断熱複層ガラスも紹介するので、リフォームの際の参考にしてみてください。

【目次】

➀夏は遮熱、冬は断熱と聞くけど一年中快適な家を作るにはどうすればよいの?

②遮熱・断熱の効果的な使い分けとは?

③遮熱高断熱複層ガラスという窓もある

④先進的窓リノベ2024事業の補助金を使おう

⑤神奈川県大和市周辺でリフォームをお考えならアートインテリアへ

➀夏は遮熱、冬は断熱と聞くけど一年中快適な家を作るにはどうすればよいの?

遮熱と断熱を間違って覚えていると、快適なリフォームは実現できません。

まずは、断熱と遮熱それぞれの意味を理解しなくてはいけません。

断熱とは熱を伝わりにくくすることで、暑い日は温度上昇を防ぎ、寒い日は外気の冷気から守ります。

遮熱は、太陽からの光を反射させて、温度上昇を防ぐことです。

夏の日に窓から光が差し込むと、日なたになっている場所は熱くなります。

その熱が放射されると室内の温度が上がりますが、それを防ぐのが遮熱です。

1年中快適な家を作るのであれば、断熱住宅にするのが望ましいです。

断熱を使わず遮熱のみを使った場合は、夏の暑さは防げますが、冬の室内の温度を保つ効果がありません。

たとえ温暖な気候であっても、遮熱のみを使った場合に、冬が寒すぎるケースもあります。

断熱加工は、快適なリフォームを実現するうえで基本です。

断熱住宅だけでは窓からの熱には対応できないため、夏の暑さが厳しい地域は、遮熱を組み込みましょう。

日照時間が長い地域であれば、特に遮熱の効果は高まります。

 

断熱だけでも省エネに効果的であるため、夏の暑さが厳しい地域でなければ、無理に遮熱を組み込む必要はありません。

断熱だけでも、夏の暑さをある程度防げるからです。

 

 

②遮熱・断熱の効果的な使い分けとは?

断熱は室内の温度を一定に保つ効果があるため、夏の暑さも冬の寒さも防げます。

遮熱は、夏の強い日差しにより温度が上がるのを防いでくれます。

快適な暮らしをするには、遮熱と断熱を使い分けなくてはいけません。

具体的には、断熱材を屋根・天井・壁・床・床下の基礎部分に施せば大丈夫です。

断熱リフォームを施せば、夏は涼しく冬は暖かい環境になります。

窓からの日差しを防ぐためには、窓に遮熱窓を設置してください。

ただし、遮熱窓ばかり設置していると、冬に直射日光を取り入れられなくなります。

暖房のほうが冷房より多くのエネルギーを使うため、冬の寒さを防ぐのを優先しなくてはいけません。

冬の寒さを防ぐには、南の窓を遮熱窓ではなく断熱窓にして、直射日光を確保するのがおすすめです。

遮熱には、大きな窓であれば上にひさしをつけたり、屋根に遮熱効果がある塗料を塗ったりする方法があります。

ただし遮熱塗料は普通の塗料よりも高いため、日照時間が短い気候であれば、無理に施す必要はありません。

日照時間が長く、暑くなりやすい気候であれば、こうした遮熱効果もおすすめです。

窓に対して遮熱と断熱を使い分けるのであれば、どれだけ太陽の光を獲得するかを表す日射取得率を確認してください。

日射取得率が50%未満であれば遮熱窓、50%以上であれば断熱窓と呼ばれます。

南には日射取得率が高い断熱窓をつける、暑くなりやすい地域は日射取得率が低い遮熱窓を用いるなど、日射取得率に応じて使い分けましょう。

 

③遮熱高断熱複層ガラスという窓もある

遮熱高断熱複層ガラスは2層の複層ガラスであり、内側か外側に、Low-Eと呼ばれる遮熱性能が高い膜を貼り付けています。

Low-Eは金属製の薄い膜であり、太陽の熱を遮るうえに、外気の影響を受けにくいようにできています。

断熱効果により室内の温度が一定に保たれて、夏の暑さも冬の寒さも感じずに済むのがメリットです。

さらに遮熱効果もあるため、夏に直射日光によって室温が高くなるのを防いでくれます。

断熱効果と遮熱効果を両立できるため、温暖な気候でなくても猛暑対策としておすすめです。

冷暖房の使用機会を抑えられるため、光熱費の節約にもつながります。

また、遮熱高断熱複層ガラスは、外気と室内の温度差を緩和してくれます。

そのため、快適な空間にしてくれるだけでなく、結露発生の防止も可能です。

結露によってカビが発生すると健康面に害があるため、健康被害を防ぐ意味でも遮熱高断熱複層ガラスへのリフォームがおすすめです。

 

④先進的窓リノベ2024事業の補助金を使おう

窓のリフォームを考えているのであれば、先進的窓リノベ2024事業による補助金を利用しましょう。

補助金は最大200万円となっており、内容によって補助金額が変わります。

詳しくは、以下のページを確認してみてください。

https://www.art110.jp/koramu035-2/

⑤神奈川県大和市周辺でリフォームをお考えならアートインテリアへ

アートインテリアは遮熱・断熱のリフォームについても豊富な知識と経験でお客様のお手伝いをさせていただきます。お客様の想いに寄り添ったご提案をさせていただきますのでいつでもご相談ください。

神奈川県大和市・綾瀬市・藤沢市・横浜市で外壁リフォームをお考えの方は、ぜひアートインテリアへ。