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屋根断熱リフォームのメリットと費用相場とは?|大和・綾瀬・藤沢・横浜周辺のリフォームならアートインテリア

2024.01.05

【はじめに】

近年は夏の暑さも厳しく、エアコンがなければ乗り切れない日々が続きます。

冬も同様に、寒暖差の少ない暖かい室内環境が理想的です。

しかし、ロフトや吹き抜けのある家は天井のある家よりも、屋根からの熱でなかなか快適な環境をつくるのが困難となります。

そこで有効なのが屋根断熱リフォームです。

この記事では、屋根断熱リフォームについて詳しく解説します。

【目次】

①屋根断熱とは?どのような仕組みのことを言うのか?

②屋根断熱リフォームをするメリットとは?

③屋根断熱リフォームのデメリットとは?

➃屋根断熱リフォームの費用相場はどれくらい?

➄神奈川県大和市・藤沢市・綾瀬市周辺でリフォームをお考えならアートインテリアへ

➅施工事例のご紹介

①屋根断熱とは?どのような仕組みのことを言うのか?

・屋根断熱と天井断熱

屋根断熱は、屋根の傾斜に沿って室内側から断熱材を施す方法です。

ロフトや吹き抜けがあり、屋根の傾斜がそのまま室内に表れている家の場合に採用します。

一方天井断熱は、天井に断熱材を施す方法です。

天井で断熱するため、屋根からの熱が天井裏にたまります。

断熱材は、無機繊維や天然繊維、発砲プラスチックなどの種類があります。

袋状になっているものを敷き詰めたり、発泡ウレタンフォームを吹き付けたりと施工方法もさまざまです。

・どのような仕組みになっているか

 

断熱は屋根だけ行っても意味がありません。

屋根に加えて外壁や床、あるいは基礎に断熱を施さなければ、どこかで熱の移動があり断熱性能が悪くなってしまうからです。

屋根は、外壁や床などに比べると外気の影響を受けやすい場所なので、断熱材の厚みも他の部分より厚くなります。

外壁の断熱材と比べると、屋根の断熱材はおよそ1.5倍の厚みになります。

・屋根断熱の注意点

 

屋根断熱を施工するうえで欠かせないのが通気です。

湿気がたまらないように施工しなければ、10年も経たないうちに結露によって屋根が腐食してしまいます。

腐食を防ぐためには、通気垂木という部材によって約3センチメートルの通気層を確保し、屋根全体に空気が流れることが大切です。

軒裏換気口や棟換気口も重要な換気ポイントになります。

知識不足な業者による施工はのちのちトラブルになってしまうため、正しい知識を身に付け信頼できる業者を選びましょう。

 

②屋根断熱リフォームをするメリットとは?

屋根断熱リフォームの最大のメリットは、開放的な空間を演出できることです。

天井がない分、吹き抜けやロフトをつくることができます。

本来であれば天井裏に隠れてしまう梁や束があらわになるように設計すれば、一味違う雰囲気も醸し出せるでしょう。

ロッジ風にしたりモダンな雰囲気にしたりと、演出に幅を持たせられます。

また夏場になると、天井断熱は天井裏に熱がこもり、輻射熱によってその下の階が熱くなりやすい傾向があります。

屋根断熱ならそもそも輻射熱がたまる場所がないため、そのような心配もありません。

③屋根断熱リフォームのデメリットとは?

屋根断熱リフォームのデメリットは、天井断熱よりも冷暖房効率が劣ることです。

天井がない分空間が広くなるため、エアコンにかかる電気代も増えるでしょう。

また、屋根は傾斜になっていることから天井よりも面積が広くなります。

使用する断熱材の量が増えるため、その分費用は高めです。

さらに、天井に施工する場合は脚立で間に合っていたのが、屋根になると足場を組まなければならない場合もあるでしょう。

屋根断熱は、そのような費用もかかってしまうというデメリットがあります。

➃屋根断熱リフォームの費用相場はどれくらい?

・室内側からの断熱の場合

これまで説明してきたような室内側からの断熱リフォームにかかる費用は、およそ50万円/坪です。

屋根にある垂木の間に断熱材を施工します。

断熱材の種類や施工面積によって、費用相場が変わります。

・屋外からの断熱の場合

屋根に断熱性のある塗料を塗るのも断熱性能を高めるのに有効です。

その場合は、1平方メートルあたり7,000~10,000円が相場となります。

平均的な90平方メートルの屋根に施工する場合の費用相場は、70~90万円です。

断熱性のある塗料は、屋根に使われる塗料のなかでも高価な部類になるため、施工費が高くなる特徴があります。

しかし、その分ランニングコストが下げられるほか、一般的な塗料よりも長持ちすることから、長期的に考えると有効な手段であるといえるでしょう。

また、断熱性の高い屋根材に交換する方法もあります。

瓦やガルバリウム鋼板は比較的断熱性が高いのでおすすめです。

しかし、築10数年の家で屋根材の交換をするのは現実的ではありません。

築年数も古く、屋根そのものが傷んでいる場合は有効でしょう。

➄神奈川県大和市・綾瀬市・藤沢市・横浜市周辺でリフォームをお考えならアートインテリアへ

屋根を断熱することで、快適な室内環境を実現できます。

神奈川県大和市・綾瀬市・藤沢市・横浜市周辺でリフォームをお考えなら、アートインテリアへご相談ください。

➅施工事例のご紹介

屋根断熱は、屋根の傾斜に沿って室内側から断熱材を施す方法です。

屋根にある垂木の間に断熱材を施工します。

屋根断熱にした場合、屋根で外気を遮断するのでロフトや屋根裏部屋を設けることが可能になります。