Environment
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ふだん生活するなかで意識することはありませんが、
私たちの暮らし方は、そのまま地球環境へとつながっています。
年々、地球にやさしいライフスタイルを選ぶ人がふえているなか、
当店でも、できることから環境への取り組みを行っています。
一人ひとりが「自分ごと」としてとらえ、環境に負担の少ない暮らし方にシフトしていくことが求められるなか、建設業界で私たちにできることはなんだろう?と考えました。
ひとつの答えとしてでてきたのは、「冷暖房を使わなくても快適にすごせる家」です。
これからは、住宅にもエコの意識をとりいれることが必要とされる時代。地球の資源を無駄にしない ”エコリフォーム”を行うことで、少ないエネルギーでも快適に暮らすことができます。
「そんなことできるの?」と驚かれるかもしれませんが、いま住まわれているご自宅でも、下のような取り組みを行うことで、地球と家計にやさしい家に生まれ変わらせることができます。
エネファームや太陽光などの発電システムを利用し、ご自宅でつかうエネルギーをつくることができます。
エネファームとは、都市ガス・LP ガスをもとに電気とお湯をつくりだす自家発電システム。電気を作るときにでる熱を利用してお湯をわかすので、エネルギーロスを減らせます。さらに、つくったお湯は床暖房などにも活用できるなど、限りある資源を有効活用できるシステムになります。
最近では、高密度の断熱材をほどこしたり、窓を二重サッシにしたしたりするなど、エコリフォームを行う方も多くいらっしゃいます。
高気密・高断熱へのリフォームを行うことで外気の影響をうけにくく、あたたかな空気やつめたい空気を部屋のなかにとどめてくれます。冷暖房の使用を最低限におさえることができ、家計にもやさしい家に。
エアコンはとくにCO2排出量が大きいため、温室効果ガス削減への効果を期待できます。
ライフラインである水もまた、限りある資源のひとつ。できれば大切に使いたいものです。個人のお宅では、節水型トイレや節湯水栓などを取り入れることで、自動的に節水してくれます。
10年以上前のトイレでは、1回につき水の使用量は、8~16リットル。節水トイレでは、3.3
〜3.8リットル程度になります。節水トイレにするだけで、水の使用量はじつに1/4ほどにおさえることができるのです。
水やエネルギー資源は私たちの生活に欠かせないものですが、冷暖房がなくても心地よく暮らせて、地球にやさしい。そんな住宅がふえれば、大きなCO2削減につながると考えています。
SDGsとは、2030年までに「持続可能でよりよい世界」を目指すためにかかげられた国際的な目標です。
「世界を変えるための17の項目」として、企業や個人が取り組む課題が明確にされています。
今後の地球環境が各国の努力にゆだねられるなか、エネルギー使用量が世界4位、CO2排出量が世界5位という日本の役割は大きなものになります。
社会への責任を担う立場として、
当店ではSDGsの3つの項目を課題とし、地球にやさしく、
家計にもやさしい省エネ住宅の普及をすすめていきます。
自家発電や節電システムを住宅にとりいれることで、
石油、石炭、天然ガスといった「化石エネルギー」の使用量を減らします。
エコ住宅の普及により冷暖房の使用を減らし、
生活のなかで排出されるCO2などの温室効果ガスを減らす努力をしていきます。
間伐材の有効活用や廃材のリユースへの取り組みをすすめ、
日本の人工林の環境を守ります。
また、リノベーションの概念で古いものの魅力を再発見し、
「リフォームしながら長く暮らす住まい」を支えます。