【はじめに】

瓦屋根に問題が出てきたら、ガルバリウム鋼板への葺き替えが気になるかもしれません。

しかし、屋根のリフォームは高額になりやすいため、なかなか行動に移せない場合があるでしょう。

ここでは、瓦屋根をガルバリウム鋼板にリフォームする場合のメリットや費用について解説しています。

特徴を理解してから屋根をリフォームしたい方は、ぜひ続きを読んで知識を深めてみてください。

【目次】

➀瓦屋根からガルバリウム鋼板の屋根にするメリットとは？

②瓦屋根からガルバリウム鋼板の屋根にしたときのデメリットや注意点とは？

③瓦屋根からガルバリウム鋼板の屋根にリフォームする場合の費用はどれくらい？

➃ガルバリウム鋼板のメンテナンスはどのようにすればいい？

➄神奈川県大和市周辺でリフォームをお考えならアートインテリアへ

➀瓦屋根からガルバリウム鋼板の屋根にするメリットとは？

瓦屋根からガルバリウム鋼板の屋根に変更すると、軽い素材のメリットが得られます。

軽さを活かし、地震や災害に強い家としてや、耐久性を高めるため、ガルバリウム鋼板を採用すると良いでしょう。

 

・地震の揺れを軽減できる

瓦屋根は1平方メートルあたり約60kgの重量がかかりますが、ガルバリウム鋼板なら約5kgと軽量化できます。

屋根が重いと、建物の重心が上になり、地震の揺れで横揺れが強くなります。

一方で、屋根が軽ければ重心が下がり、地震の揺れを軽減できるメリットがあります。

地震の際の建物の横揺れが少ないと、住宅の損傷が少なくなり、長く安心して住める住宅になるでしょう。

 

・地震の損傷が少ない

瓦屋根をガルバリウム鋼板に変えると、地震の際の損傷を最小限に抑えられるメリットがあります。

瓦屋根は、屋根の骨組みに直接瓦を固定する伝統的な方法が一般的です。

工期が短く、断熱性や通気性、防火性に優れるのがメリットですが、一方で地震の際には瓦屋根が崩れている姿をよく見かけます。

 

瓦屋根が崩れれば、隣近所に影響を及ぼすかもしれません。

また、地震や台風の被害があれば、瓦屋根を修復する手間もあるでしょう。

しかし、ガルバリウム鋼板なら、瓦屋根と比べて地震や台風の際の被害が少ないと言えます。

②瓦屋根からガルバリウム鋼板の屋根にしたときのデメリットや注意点とは？

瓦屋根からガルバリウム鋼板に変更すると、デザイン性やメンテナンスの問題があるかもしれません。

ガルバリウム鋼板に変えるか迷ったら、以下の点に注意してみましょう。

 

・瓦屋根の風合いがない

瓦屋根の雰囲気が好きな方にとって、ガルバリウム鋼板は物足りないものとなる可能性があります。

しかし、最近では瓦調のガルバリウム鋼板も出ているため、完全に再現ができなくても、雰囲気だけを楽しむことは可能です。

 

また、ガルバリウム鋼板自体は、和風建築にも合います。

落ち着いた色が選べるため、純和風住宅にもガルバリウム鋼板はおすすめです。

 

・メンテナンスの手間がある

瓦屋根は耐久性が非常に高く、50年以上持つものもあります。

台風や地震などで破損した際にも、壊れた部分だけを補修すれば良いので、環境に優しい素材だと言えるでしょう。

 

一方で、ガルバリウム鋼板は、15～20年に一度の塗装が必要です。

ガルバリウム鋼板自体も寿命があり、30～40年ほどで履き替え工事を行わなければなりません。

 

耐久性やメンテナンスの手間を考えると、瓦屋根のほうが良いと考える場合があるでしょう。

しかし、瓦屋根も下地の劣化で雨漏りする可能性があるため、20～30年に一度の点検が必要なことは同じです。

 

・海沿いの住宅では錆びやすい

ガルバリウム鋼板は、トタン屋根と比べると錆びにくい素材です。

しかし、金属でできているため、海沿いに住んでいる場合は早い時期に錆が発生する可能性があります。

 

錆びが出るとそこから錆が広がりやすいため、早めに塗装することが大切です。

海沿いで錆びやすい地域に住んでいるときは、メンテナンスの手間を感じてしまうかもしれません。

③瓦屋根からガルバリウム鋼板の屋根にリフォームする場合の費用はどれくらい？

瓦屋根からガルバリウム鋼板にする費用は、160～250万円くらいが相場です。

ガルバリウム鋼板自体は、1平方メートルあたり6,000～10,000円程度が目安となります。

屋根のリフォーム費用は、屋根の面積に影響されます。

また、下地が劣化している場合は補修が必要になるため、その分費用も高くなると考えてください。

下地がどうなっているかは、実際に屋根に上がって見ないとわかりません。

瓦を外してみると下地がボロボロになっていることもあるため、現地を調査したうえで見積もりを出してもらうようにしてください。

見積は、神奈川県大和市、綾瀬市、藤沢市、横浜市など、近くの屋根専門やリフォーム業者で複数取ると安心です。

 

➃ガルバリウム鋼板のメンテナンスはどのようにすればいい？

ガルバリウム鋼板は、定期的にメンテナンスが必要です。

普段のお手入れは、自分でできるものと、専用業者に依頼しなければならないものがあります。

 

・日常のメンテナンスは水をかける程度

もし、屋根に手が届く場所があるなら、日常生活では時々ホースで水をかけて、汚れを落とすと良いでしょう。

ただし、屋根に上るのは危険なので、絶対に止めてください。

手の届かない場所で汚れが気になるときは、業者に屋根を見てもらうと良いでしょう。

 

・15年を目安に塗装をする

ガルバリウム鋼板は、15年を目安に塗装が必要です。

屋根の色が褪せてきたら、錆びが広がる前に、塗装をしておくと良いでしょう。

 

ガルバリウム鋼板自体の寿命は、30～40年ほどです。

しかし、塗装をしない状態でこれだけの年数を持たせることはできません。

また、塗装によるメンテナンスにも限界があるため、15年くらいで塗装をした後は、20年以降を目安に葺き替えやカバー工法がおすす

➄神奈川県大和市周辺でリフォームをお考えならアートインテリアへ

神奈川県大和市周辺でガスコンロからIHへのリフォームを検討している方は、アートインテリアにご相談ください。

綾瀬市、藤沢市、横浜市でのキッチンリフォームやリノベーションにも対応しています。

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