浴室を長く使うためのお手入れ方法とは?
2022.02.19
まもなく3月とはいえ、まだ寒さも厳しいこの季節
お風呂でノンビリ暖まって1日の疲れを癒やすという方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は浴室にまつわるお話です。
まず、お風呂の掃除について。
お風呂と言えばカビや汚れの悩みはつきものですよね。
一度付いたらなかなか取れない、頑固なカビや汚れに悩まされないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。
大切なのは毎日のお手入れです
そもそもお風呂の汚れとは、皮脂や水道水のカルキ、カビ等が主な原因です。
なので、お風呂から上がる前に壁や鏡などをサッと水(お湯)で洗い流してあげるのもいいですよ。
できればスポンジやバスルーム用のブラシで優しくこすってあげて下さい。
ただ、こすり過ぎには気を付けて下さい。
また、目に見えない小さな傷はカビのすみかにもなりますので、優しく洗うのがコツです。
つまり、その日の汚れをその日のうちに洗い流す事が大切なんです。
水滴などをできるだけ取って乾燥した状態に保ちましょう。換気も有効です。
毎日のお手入れに加え、定期的なお掃除も効果的
排水口は髪の毛などがたまりますので、頻繁にキレイにしてあげて下さい。
お風呂のフタは毎週1回程度の割合で、スポンジで洗い乾燥させます。
浴槽は、入浴後お湯を抜きバスマジックリン等の浴室用洗剤を吹付けて5分程度経ってからシャワーで流す程度でキレイを保てます。
2~3日に1回程度スポンジで優しく洗います。もちろん毎日でも大丈夫です。その方が気持ちいいですもんね。
話は少しそれますが、泡は汚れ落としにとても活躍してくれます。
泡が弾けて消える時に汚れを浮かせてくれます。
これはお風呂掃除に限らず、車や身体や髪でも同じ。
なので、たっぷりの泡で洗ってあげましょう。その後は十分キレイな水で泡と洗剤を落としましょう。
床や扉等細かい部分もカビや汚れの温床になりがちです。洗剤などでキレイにあらってあげましょう。
もちろんここも乾燥させる事が大切です。
また、鏡や取手なども汚れが付きやすい場所です。
タオルなどでキレイに拭いてあげて下さい。
自分でできるお風呂のセルフチェック
次は点検です。
お風呂は毎日使うものですので、定期的に点検をして常に安全に使える状態にしておきましょう。
お風呂でノンビリしようと思ったら壊れた!なんて事のないようにしたいですよね。
さて、点検といっても業者を呼んで診てもらうというものではなく、ご自身でもかんたんにできる点検がありますので参考にしてみて下さい。
換気扇
換気をした時に変な音や焦げたような臭いがないかチェックします。
また、変形や変色がないかも確認します。
もしこれらの症状が出ている場合は、業者さんを呼びましょう。
壁や床、照明やドア
こちらはひび割れやがたつきがないかチェックします。
特にひび割れは深刻なダメージの可能性もあるので、もし見つけたらすぐに業者さんに診てもらいましょう。
また、鏡は壁から浮いていないか、がたつきはないか、ひび割れなどはないかをチェックします。
鏡はガラスでできているので、入浴中に落ちて割れたりしたら大変です。
取り付けはしっかりできているか確認しましょう。
バスタブ
排水栓がちゃんと機能するか(水漏れはないか)やひび割れをチェックします。
また、吐水口のがたつきや変形などもチェックします。お風呂から出る時や入る時などにギシギシという音が聞こえたりバスタブ自体が少し沈み込むような事がないかもチェックします。
もしこれがある場合は、バスタブの取り付け部分に問題がある可能性があるので、業者さんに診てもらいましょう。
シャワーやメッキ部分
こちらはひび割れや水漏れ、メッキ剥がれなどがないか確認します。
さて、バスルームの掃除やチェックは大丈夫。という方もこちらをご覧下さい
続いては、風呂釜です。
お風呂本体とは別なのですが、トラブルで比較的多いのが風呂釜の故障。
チェックしようにも専門知識が必要なのでどうしようもない部分もあります。
私たちにできる事と言えば、風呂釜の不調に気付く事。
壊れる前に業者さんに診てもらえれば余計な出費も出ません。
では何をチェックすればいいのでしょうか。
それは、お湯が出るまでの時間です。
前よりも水がお湯に変わる時間が長くなったと感じたら、そろそろ風呂釜の寿命の可能性があります。
著しく長い場合は故障の可能性もあります。
不完全燃焼だったりすると危険なので、すぐに診てもらいましょう。
また、音にも注意です。
今までよりも音が大きくなったり異音がしたら要注意です。
風呂釜の寿命は一般的に10~15年と言われています。
ご自宅のお風呂が10年を超えてきたら、一度診てもらうものいいでしょう。
日々の疲れを取り、活力を与えてくれるだけではなく、健康にも効果のある入浴。
毎日快適にお風呂に入るためにも、日頃のお掃除とメンテナンスは欠かさず行いましょう。